2016年7月5日火曜日

【恐怖体験】 かくかく(友人が勝手そう呼んでる)に遭遇した話

420 : コロン ◆rptiDhSObY [sage] 投稿日:04/08/14 18:48 ID:liDkq94j [1/5回]
これは私の友人Kが5年前にそこに引っ越したばかりのころ【かくかく】
 (友人が勝手そう呼んでる)に遭遇した話だそうです。

ある日私の友人Kは、コンビニに夜食を買いに、徒歩で向かっていました。
Kの家と、コンビニまでは約5百メートル、しかし
5百メートルというのは、田んぼの周りを大回りに道ができているためで
田んぼを通って行くと、結構近道になるらしく、Kはいつも田んぼ道を
歩いていました。
 田んぼ道には、約30メートルおきに街頭があり、電灯と電灯の間は
結構暗いらしいです、
そこをKが通っていると、先の電灯の下に白のワンピースをきた
髪の長い女性が前を向いて立っていました。
 不思議に思ったKは彼女に話かけようと、そこまで近づこうと
 した瞬間、すべての電灯が消えました、一瞬真っ暗になり、
どうしたんだと思ったものの、すぐに電灯はつき、そこには
彼女がいなくっていました。


423 : コロン ◆Bacm67DU0s [sage] 投稿日:04/08/14 19:11 ID:liDkq94j [2/5回] 
 少し変だと思ったKでしたが、きっと見間違いだろうと、 
また歩き出しましたが、そのとき後ろからすごい視線を 
感じ、振り返ると、なんと彼女が自分の後ろの電灯の下に 
笑いながら立っていました、それを見たKは 
「なんだ、どうして彼女がおれの後ろに? 
おかしい、あの一瞬の間に俺の後ろの電灯まで 
移動した?ありえない、それにここは砂利道、なんの音も 
立てないでどうやって…?」などと、いろいろと考えていると 
 いきなり彼女が、こちらを指差しながら 
首をかく、かくと横にふりだしました。 
これはマジでヤバイと思ったKは、コンビニに向かって走り出しました、 
 帰路には彼女がいたため通れなかったのです、 
Kはこう考えました、「そうだ、とりあえずコンビニに行って 
 しばらくしたら普通の道から帰ろう…」 
そう思いながら走っていると、またすべての電灯が消えました。 


425 : コロン ◆Bacm67DU0s [sage] 投稿日:04/08/14 19:14 ID:liDkq94j [3/5回] 
 「なんだ、どうなってるんだ、今度はすぐにつかないじゃないか!」 
あせったKは暗くなった砂利道を走りました、ほとんど何も見えない 
 そのとき、Kは誤って足を踏み外し、田んぼに落ちてしまいました。 
あせるKしかし、なかなか足が抜けない、なんとか足が抜けたものの 
 なぜか足が重い…なんとそこには青白い手が足をつかんでいました、 
 狂いそうになるK、そんなのおかまいなしに田んぼに引きずりこもうと 
 する手、それでもなんとか手を振り払って走ったKは、コンビニに 
 なんとかつきました、コンビニに着いたKはしばらくして 
 さっきの出来事を思い出しました、そうだ、きっとあれは幻覚だ、すべて夢だ、 
そうに決まってる、自分にそう言い聞かせ落ち着こうとするK 
その姿を見た店員がさらに追い討ちをかけます、 
 店員「あの~、その足どうしたんですか?泥だらけのうえに、 
なんか手形みたいのついてません?」 


426 : コロン ◆Bacm67DU0s [sage] 投稿日:04/08/14 19:15 ID:liDkq94j [4/5回] 
唖然とするK、もう帰りますと店員にいい、帰宅しようと 
普通の道を通り帰っている途中、またワンピースの女性が 
 たっていました、足がふるえて動けないK、というより 
 からだが思うように動かない、彼女はまたこちらを指差すと 
首を、かく、かくと動かしながらこちらに向かってきます、 
その手はこちらをさしている手は、まるでなにかに殴られたように 
 あざがたくさんできていました。Kとあと5メートルまで近づいたところで、 
 「どうしてくれるの…?」と一言。 
 声にならない悲鳴をあげるK、しかしとうとう目の前まで彼女は 
 きて、一言。「…おかえし。」と一言告げると、 
 目をくわっと開き、口を笑うように大きくあけ消えていきました。 
その後、5分ほど動けなかったものの、やっとからだの自由がきくようになりました。 
そしてなんとか家に帰宅でき、そのときはすごく疲れていたのか、 
すぐに眠ってしまったようです、翌日起きるとなぜだか腕が痛む… 
「なんだ…?」と自分の腕をみると、自分の腕があざだらけに 
 なっていました。 

 以上です、見てくださった皆様ありがとうございます。 

0 件のコメント:

コメントを投稿